Study No.01 : Design of Dustboxごみ箱を比較する蓋のデザイン、容量、使い勝手など
理想のゴミ箱とは?
あなたにとって、理想のゴミ箱とはどんなものでしょう?格好良いこと、使いやすいこと、サイズが合うことなど、いろいろなこだわりがあると思います。今回は世界的に評価の高いHailo社のゴミ箱2機種を比較して、設計思想の違いを明らかにしていきます。
見た目のサイズ感は同じ
比較する2つのゴミ箱の見た目は、ほぼ同じサイズ感です。蓋を閉めた状態の高さは写真左のBig Boxの方が約11cm高くなりますが、蓋を開けると逆に写真右のÖKOの方が高くなります。
ペダルを省いた胴体の奥行きもほぼ同じくらいです。
ペダルの位置が課題
ボディの奥行きはほぼ同じですが、ペダル式のÖkoは設置する方向を選びます。それに対して、Big Boxは好きな方向から使う事ができます。
Big-boxは次元の異なる便利さ
Big Boxの蓋はシーソーの原理で閉まる特殊な構造です。フラップに触れる程度の僅かな力でかんたんに開き、手を離すと確実に閉まります。これは他のごみ箱にない「オンリーワンの魅力」です。また、蓋が上や奥にはみ出さないため、カウンターの下に設置したり、好きな方向で並べて使用したりできます。ごみは直接ゴミ袋に入るので、ゴミ箱の中が汚れないのも魅力です。唯一の弱点は、蓋の表面が汚れやすいことですが、簡単に拭き取れるので、キッチンでも安心してお使いいただけます。
ペダル式の蓋は汚れにくい
ÖKOの蓋はペダル式です。Big Boxとは逆に、濡れた手で生ゴミを捨てるような場合に蓋を汚さず捨てられるメリットがあります。Hailoのペダル式のゴミ箱は非常に手の込んだ構造を備えており、蓋を開いた時に蓋が背面の壁にぶつからないよう設計されています。フットペダルの操作感も抜群で、静かに閉まるソフトクローズ機能も優秀です。とはいえ、Big Boxに比べてしまうとひと手間かかる印象は拭えません。
Big Boxの容量は2倍以上
Bigboxの特長はスペース効率の良さです。予め内側にゴミ袋をセットして使用するので、本体サイズいっぱいまでゴミが入ります。外寸が同等のゴミ箱の容量(15~20L)に比べ、Big Boxは圧倒的に大容量です(40L)。またゴミがいっぱいになったらそのままゴミ袋を取り出して捨てる事ができるので、移し変える手間が無いのも魅力です。ただし、ゴミ袋を買い忘れると使うことができなくなってしまうので、ごみ箱の底に予備のゴミ袋をストックしておきましょう。
インナーボックスは汚れに強い
インナーボックスのあるごみ箱は汚れに強く、汚れても丸洗いしやすいのがメリットです。ハンドルをもって簡単にボックスを取り出せるので、匂いのある生ゴミや、分別ゴミなど、少量で頻繁に取り出すゴミに適しています。反面、Big Boxと比べると実際に捨てることのできるゴミの容量は半分ほどになります。
総評:あらゆる点で優秀なBig Box
総合的に見て、Big Boxは「最高のゴミ箱」であると言えます。世界を見渡すと様々なタイプのゴミ箱がありますが、これ以上に合理的なごみ箱は無いでしょう。そのため、使わない理由が見つからないくらい、強くオススメしたい製品です。キッチン、リビング、オフィスなど、どんな場所でも便利に活躍してくれます。また、蓋などのパーツも販売していますので、文字通り長く愛用いただけます。
Big boxを詳しく見る 対するÖKOには存在意義が無いのでしょうか?もちろん、そんなことはありません。汚れた手や濡れた手で使う事が多い場合や、しっかり密閉できる蓋が欲しい方、使い慣れたペダル式を選びたいと言う方にとってはペダル式のメリットがあります。並外れて優秀なBig Boxと比べるとデメリットも目立ちますが、「ペダル式のごみ箱」という括りで他社の製品と比較すれば優れた製品であることは書き添えておきたいと思います。ちなみに、このページでご紹介したÖko 17Lは完売しましたが、分別タイプは現在も継続で販売されています。
Big boxを詳しく見る 対するÖKOには存在意義が無いのでしょうか?もちろん、そんなことはありません。汚れた手や濡れた手で使う事が多い場合や、しっかり密閉できる蓋が欲しい方、使い慣れたペダル式を選びたいと言う方にとってはペダル式のメリットがあります。並外れて優秀なBig Boxと比べるとデメリットも目立ちますが、「ペダル式のごみ箱」という括りで他社の製品と比較すれば優れた製品であることは書き添えておきたいと思います。ちなみに、このページでご紹介したÖko 17Lは完売しましたが、分別タイプは現在も継続で販売されています。



