OBJECT -036- / Mamoru Fukui

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OBJECT 日常と彫刻 -036-

DESIGN : Mamoru Fukui
SIZE : W133×D52×H266 mm
SOLD OUT
洗練された素朴さ
製作者の福井守は"Design office A4"の立ち上げメンバーとして活躍してきました。コクヨやベネッセといった大手企業から中小さまざまな会社のプロダクトデザインに携わり、同時に全国各地でワークショップを開催するなど、幅広い活躍が知られていました。そんな彼が、アパレルデザイナーの奥様と共に山奥の静かなアトリエに拠点を移したのが2013年。今では完全に独立して木工製作を行っています。彼が作るオブジェには、 素材が持つ"素朴な表情"と"洗練されたフォルム"が同居しています。これまでのデザインで培った確かな美意識と、フォルムに対する見識。それらが独創的な美しさをもつ1点もののオブジェを生み出しています。

日常を豊かにするモノ
彼は、まず気に入った木を集め、その木目を読み、自分の手が削りたいように、気持ち良いカタチを削り出すのだと言います。もちろん全てが一点モノ。『同じ木を一日中でも磨いていられるし、その過程も楽しいんです。』と、言い切る彼の姿がとても印象的でした。
木の入手経路も作品ごとに様々です。散歩中に川で拾った流木もあれば、山仕事で見つける間伐材も、材木屋さんや林業関係者に探してもらう希少な部位も含まれます。そんな自由な製作スタイルですが、彼は自分のことをアーティストではないと断言します。『スプーンでもオブジェでも良いんです。あくまで日常の中にあって、その場所を豊かにしてくれるようなモノを作りたかったんです。』と話す彼の姿勢に、このオブジェの本質が垣間見えた気がしました。
(Commented by Imura Shunsuke)

No.036 吉野の流木
素材に使用しているのは福井が奈良・吉野の川で拾い上げた流木です。樹種は不明ですが明るい滑らかな木肌にはっきりとした木目が魅力的です。表面は無塗装で、ウールを使って滑らかに磨き上げています。木部はベースから取り外せるようになっており、滑らかな木肌を手で触れて楽しんでもらうこともできます。

ベース部分には鉄を使い、錆び加工を施したあと高温で焼いて黒錆化し、蜜蝋で仕上げてあります。底部には柔らかい滑り止めがついていますので、場所を選ばず使用できます。
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写真は今回同時に入荷したアイテムです。気に入ったものを複数を集めて飾っても魅力的です。

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日常と彫刻 -036-
DESIGN : Mamoru Fukui
SIZE : W133×D52×H266 mm
SOLD OUT

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Fukui Mamoru 福井 守
1985年生まれ。神戸芸術工科大学 プロダクトデザイン学科卒業。"design office A4" の設立メンバーとして活躍。2013年に奈良県東吉野村に移住し独立。2015年からは兵庫県篠山市の新しいアトリエで活躍中。

つくりたいのは、在ることで、その場の空気が少しだけ濃くなったり、心を豊かにしてくれるもの。手に馴染みやすい木を使い、指先の感覚をたどりながら気持ちのよいフォルムを探す。
過ごす日々を一つ一つ刻むように大切にしていきたい。彫るように深めていきたい。すっと息を吸い 心を清らかにして、余白のある空間に、ものを飾ってみる。
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Information 商品情報

デザイン Mamoru Fukui / 福井 守(日本)
サイズ W133×D52×H266 mm
重量 約620g
素材 木(吉野の流木) / 鉄
内容 本体のみ

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