Ring v2
リング バージョン2.0

2013年にデザイナーのRex KuoとCharles Ngが、ポケットの中でジャラジャラする鍵をどうにかできないかと考案したのがOrbitkey（Key Organizer）です。このアイデアはクラウドファンディングで多くの支持を集め、製品化が決定しました。その後、彼らは4ヶ月の試行錯誤を重ねて満足のいく品質をもった製品を完成させました。Orbitkeyの開発における最も大きなチャレンジは、必要な鍵をすぐに取り出せ、しかも鍵の締め付けが緩まないロッキング構造を構築することでした。そして試行錯誤を重ねた結果、湾曲状のワッシャーや、ネジと一体化したロッキング機構といった基本構造が考案されました。これによって、収納する鍵の数や厚みに合わせた適度なテンションをユーザー自身の好みで調整することができるようになりました。その後、Orbitkeyのデザインはより洗練された2.0へと進化しています。
2018年にはマルチツールやリング、カラビナ、ストラップといった周辺アクセサリーを発表、さらに翌年以降もワイヤレストラッカーやストレージ、デスクマットなど日常の不便を解消する革新的なデザインのアイテムを次々と開発しています。ブランドのページを見る

Q1. 信頼性は大丈夫？

ロックパーツは正しい方向に強く引っ張った場合にのみロックが解除される信頼性の高い構造です。不規則な方向に力が加わってもロックや鍵が意図せず鍵が外れてしまうことはなく、安心してご利用いただけます。ただし、極端に強い力が加わるような過酷な状況下では破損や脱落の可能性がありますので、常識的な範囲内でご利用ください。なお、体重を預けたり、荷物や車両などを支えるなどのキーリング以外の用途では使用できません。

Q2. 力の弱い人でも使えますか？

ロックやロック解除を行うためには力を加える必要がありますが、日常の生活に支障のない方であれば問題なく着脱を行っていただけるかと思います。また、爪に負担を掛けずに開閉することができるため爪の柔らかい方や、爪に傷をつけたくない方には特におすすめです。ただし、小さなお子様や一部の高齢者様などでは着脱作業にサポートを必要とする可能性があります。

Q3. 穴の小さな鍵も使えますか？

本体リング部分の断面形状は四角形に近く、対角線の長さ（最大の太さ）は2mmです。これは一般的な二重リング（二重カン）と同等か、僅かに太めです（キーリングに使われる一般的な二重カンの幅は1.2～2.0mm）。穴が極端に小さい特殊な鍵をお使いの場合には事前に穴のサイズをご確認ください。

Q4. 色は剥がれない？

この製品にはPVDコーティングと呼ばれる特殊なメッキ処理（※プラズマなどのエネルギーをぶつけることで金属の表面に、別の金属の薄膜を形成する加工）が行われています。PVDコーティングは従来のメッキ処理に比べて耐久性が高く、塗装のように表面だけが剥がれるという心配はありません。ただし、深い傷がついたり過度に摩耗すると基材のステンレスの色が露出する場合があります。