Neil Original Sofa 26/ WEBO

お客様事例

▼アンケートにご協力頂いたお客様

・神奈川県 川崎市 R様
・2015年11月 ソファ納品 / 2017年2月クッション追加
・サイズカスタム: 幅1,850 mm
・生地:N.C.012 (ソファのみパールトーン加工)
・脚部:オーク(標準)
・アームクッション: 標準1 + カスタム3

▼お客様からの感想 (アンケート) 

1.Neilを選んだ一番の理由を教えてください。

サイズをカスタマイズできること。
木の脚、土台部分のデザインが特に好みで、
その上のシート部分も直線的ですっきりした印象であること。
シート部分が取り外せるので、長く使ううちに部分的な交換が
可能なのも魅力的でした。

2.実際に使ってみた率直な感想を聞かせてください。

(インテリアとしての評価・使い心地など) 

[最初の購入時(背もたれが低い状態)の使用感]
固めの座面、背もたれ部分やアームクッションもしっかりとしていて、以前のソファは背もたれのつぶれをその都度直していましたが、今はそのストレスがありません。雑貨を飾ったりするのが好きなのですが、ソファのフォルムが直線的なので、部屋の雰囲気が甘くなりすぎず、その点も気に入っています。



購入時はディベッド(全く背もたれがない状態のもの)も選択肢に入れていたくらいなので、背もたれが低いメリットデメリットは承知の上でしたし、神戸の店舗に伺って、座り心地は体験していたので納得しての購入でした。それでも実際に使っていくと、しっかり後ろにもたれたいと思うこともありました。

一度、背もたれ部分を壁につけるのではなく、壁と垂直に置いてみたら、これは背もたれの低さが活かされてとても効果的でした。空間を圧迫せずに部屋を仕切れ、背側から腰掛けたりもできて、この使い方の方がNeil Sofaの良さが活かせるように思いました。現在の住まいでは、壁にソファをつけた方がリビングが広く見えるという理由でまた背を壁につける方向に戻してしまいましたが、レイアウト次第でまた違う使い勝手を楽しめるのも、 このソファの魅力だと思います。

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[別注背もたれ追加後の使用感]

もたれたいときに背もたれが低いという点を解消すべく、ソファ購入から1年と数カ月経ってから、背もたれ部分に重ねて使えるクッションを別注で作っていただきました。

重ねてみたら、これまたソファの印象がガラリと変わりました!



背もたれが低い時の方が見た目のすっきり感はありますが、背もたれを高くしたことによって、上にモノを置いたりできて、ちょっとしたサイドテーブルのように使うことができ、これはまた新しい発見でありました。
重ねただけなので、また低くしたければ簡単に外すことができ、このアイデアは我ながら気に入っています。
ウチではクッションをたくさん合わせて使うので、上下の重なる部分はほぼ見えませんが、クッションがない状態だと見た目のデザイン性は劣るかもしれません。



惜しかったのは、特注分は、既存のアームクッションより2cmほど長いということ。
(これは最初の注文時に、のちにこんなオプションをお願いするとは想定していなかったので仕方がないのですが)
この長さが揃っていたら、さらに多様な使い方ができたかもと思います。

3.ソファの特長を4段階で評価してください。

(A良い・B良いことが多い・C悪いことが多い・D悪い)
・背もたれが低いこと ( A )
・座面がフラットなこと ( A )
・座面が大きいこと ( B )
・アームクッションが取り外せること ( B )

4.他のソファからの買い替えで購入されたお客様にお尋ねします。

a. 以前使っていたソファ(名称 又は 特徴)を教えてください。

座面は固め、背もたれはふかふかとしたしたもの。
両側にアームがついていて、オーソドックスなかたちのものでした。

b. Neilを買ってからソファの使い方は変わりましたか?

座面がフラットなので、もう一台ベッドが増えたような感じ。
よくここで寝てしまいます(笑)。

もともとソファにクッションを複数合わせるのが好きだったのですが、
このソファになってから、さらにクッション合わせが楽しくなりました。
特注の背もたれをお願いしてからは、さらに使い勝手に幅が出ました。

5.Neilのデザインを総合的に評価して点数をつけてください。(100点満点)

95点

6.その他に感想やご意見がございましたらお聞かせ下さい。

Neil Sofaはちょっと不思議なソファで、購入してからその持ち主が
使い勝手を考え、 育てていくようなソファな気がしています。
今後もまた特注でご相談するかもしれません。
そのときはどうぞよろしくお願いいたします。

▼スタッフのコメント

本件を担当いたしました井村です。

NeilSofaもおかげさまで発売から8年が経ち、生地の張替えやクッションの追加などのご依頼を頂くことが増えてきました。大切にソファをお使いいただいているお客様と、またあらためてお話しができるというのは本当に素晴らしいことだと感じています。

そんな中、R様から頂いた追加のご依頼は、高さ12cmのアームクッションというものでした。聞けばアームクッションとしてではなく、背もたれに乗せて使いたいというのです。

壁付けのレイアウトであればクッションを固定する必要が無く、いつでも取り外すことができます。機能的には理にかなった面白い発想だと思いました。

R様のソファはもともとお部屋にあわせて幅を縮小した特注サイズです。そのため、追加のアームクッションもこれにあわせた長さで製作させていただくことになりました。

生地にはソファ本体と同じ『N.C.012』という生地を使用しています。濃いグレー系の生地ですが、僅かにパープル系の色味が乗っているためファッショナブルな雰囲気も感じられます。
実は、多くのお客様が生地の候補として挙げてくださる人気の生地ですが、最終的にはなかなか選ばれることがなく、N.C.012を張ったNeilSofaは希少です。ソファの製造を手がける職人さんにも、うちのスタッフにも、このN.C.012の熱烈なファンがいて今回のオーダーを非常に喜んでいました(笑)

さて、背もたれを2段重ねて高くなったNeilSofaですが、R様ご自身がおっしゃっているように確かにそれ自体が格好良いカタチとは言えないかもしれません。
ただ、クッションを並べていただくことでその点はあまり気にならず、個性的でお洒落なコーディネートに成功されています。私自身もクッションクッションカバーを変えてお部屋のイメージチェンジをするのが好きなので、この使い方にはとても共感するものがあります。

~系というような括りに縛られることなく、自分の感性にあったものを丁寧に集めて自分の好きな空間を作っていくことが、私たちWEBOの考えるインテリアやライフスタイルの理想です。
これは、NeilSofaをデザインしたときから考えている事ですが、使う人がソファのサイズや生地を自由に選ぶことができ、毎日の生活の中で気に入ったクッションやテーブルなどをひとつひとつ丁寧に組み合わせていくことで、結果として魅力的な住空間ができるのではないか・・・そんな風に考えています。
それだけに、R様の『持ち主が使い勝手を考え、育てていく』という言葉が私にはとても嬉しく印象的でした。これからも、皆様のNeilSofaがそんな特別な存在になってくれることを願っています。

アンケートのご協力に快諾いただき、素敵な写真と丁寧な文章をお寄せ頂いたR様に、この場を借りてあらためて感謝を申し上げます。今回のR様のカスタム事例やご意見が、これからご購入を検討されるお客様の参考になれば幸いです。

2017.03.06


<注意事項 -2019.03.17->
お客様事例(26)を公開して以降、背もたれを高くカスタムされたいというお客様のご要望が増えておりますが、納品後に標準の高さに戻したい(低くしたい)という逆のご要望も頂くようになりました。NeilSofaの低い背もたれは、あらゆる使い方を総合的に判断して適切に設計されています。このページでご紹介しているカスタム事例はあくまで個人のお客様のご希望に基づいたものであり、その他のお客様に背もたれの高さのカスタムを推奨する意図はございません。
 背もたれを高くするカスタムには外観のバランスを損ねるデメリットがございます。さらに、ご使用方法によってはお部屋の圧迫感が増したり、用途が制限される場合もございます。また、仮に175mmの背もたれの高さが二倍の350mmに延長されたとしても肩甲骨を支える高さには至らず、これだけで座り心地が向上することは期待できません。
 一旦制作したソファの背もたれの高さを標準に戻すためには、座面を分解し、生地の張り直しを行う必要があるため高額な費用が発生いたします。このため背の高さを高くカスタマイズされる場合にはデメリットがあることを十分に納得して頂いた上でご依頼を頂きますようお願いいたします。