Lines Clock
ラインの時計

プライウッドを生かしたデザイン

待望の』と表現しても過言ではないと思います。LEMNOS（レムノス）には以前からRikiClock（リキクロック）というプライウッドフレームの名作時計がありましたが、少しクラシックな印象があり、新しい住宅に似合うようなシンプルで現代的な文字盤の登場を期待していました。そんな私たちの思いを期待した以上の美しさで実現してくれたのが、角田陽太によるこの『ラインの時計』です。私は新作の展示会で見て、一目惚れしました。15年以上前からあったプライウッドのフレームが、まるでこの文字盤のために作られたのではないかと思うほど上手く調和しており、フレームの美しさが際立った、素晴らしいデザインに仕上がっていると思います。私にとっては、文字通り『待望の』壁時計です。
by Imura Shunsuke

Designer’s message

「2000年にレムノスが開発したプライウッドの丸い枠。これまでに渡辺力さんはじめ何人ものデザイナーが使用してきた美しい枠に敬意をもちながら、そのたたずまいに調和するようデザインしました」
角田 陽太