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用語 説明

tritan(トリタン)
ガラスの歴史
ガラスは人類が6000年前に発見した素材です。中世になるとガラスは世界各国で進化を遂げましたが、職人はその製法を決して明かしませんでした。今から約120年前にドイツの科学者オットー・ショットが初めて科学的な方法でガラスの製造に着手したことで、近代のガラス技術の基礎が築かれていきます。

クリスタルガラスとは
美しく輝くクリスタルガラスは昔から「高級品」の代名詞とされてきましたが、生活にゆとりが生まれた現代になっても日常使いされることが少ないのが現状です。その理由は明らかで『クリスタルが現代の合理的な生活にそぐわない』からです。従来のクリスタルは表面に細かな傷が付きやすく、洗剤などの薬品にも弱いため、グラスを白濁させてしまった経験をお持ちの方も多いはずです。

新素材Tritan
そんなクリスタルガラスの不満を解消するために生まれたのが新素材tritan(トリタン)です。tritanは、ドイツのショット社とエアランゲル大学の共同研究によって生まれました。今まで使用されていた鉛に代わって『チタン』と『ジルコニウム』を用いることで、従来のクリスタルを凌ぐクリアな輝きと高い耐久性、そして鉛を使わない安全性をも手に入れました。

ヨーロッパでは、ガラスが割れると良いことが起こると言い伝えられいますが、ショット・ツヴィーゼルの技術者は「簡単に割れるガラスを作ってお客様に余計な出費を強いてはいけない」という考えのもとで開発を行っています。そして、『耐久テスト』、『柔軟テスト』、『落下テスト』を行った結果、従来のクリスタルに比べ圧倒的な強さを証明しました。

<テストの様子を動画でご覧いただけます>

tritanは外部機関によるテストの結果、食器洗い機に1,000回以上かけてもガラス表面の輝きは全く衰えることがなく、世界で最も食器洗い機に強いクリスタル・ガラスであることが証明されています。また、トリタンの表面は鋼よりも堅く、繰り返し使ってもその輝きが損なわれません。石英の砂の中でトリタンを1,000回回転させるという特殊な磨耗テストを行った結果、ガラスの表面はテスト前と変わらない輝きをキープしました。トリタンは世界で最も丈夫なクリスタル・ガラスなのです。

さらに、トリタンは耐久性だけでないガラスの輝きを決める『透明度』『屈折率』『反射』全てにおいて好成績を修めています。その大きな理由は科学的な製法による、かつてない素材の純度にあります。

そして、トリタンを使ったのショット・ツヴィーゼル社のグラスは、見た目と味に妥協しない一流ソムリエの意見を取り入れてデザインされています。トリタンは、単なるクリスタル・ガラスを超え、世界で最も強く、最も輝くガラスなのです。


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